トップ
メタボロミクス/代謝物分析
ページトップ背景 ページトップ背景

Solution

ソリューション

メタボロミクス/代謝物分析

日本語 / English

メタボロミクス/代謝物分析

誘導体化革命。
前処理2日間が、わずか15分に短縮!

令和5年度中小企業等研究開発支援事業

メタボロミクスの課題

固相誘導体化法を⽤いたオンラインSPE-GC/MSシステムの開発! 固相誘導体化法を⽤いたオンラインSPE-GC/MSシステムの開発!

自動化による一般的なメリット

ルーチン分析

時間の有効活用

前処理技術の運用

異動による引き継ぎや新人教育などの効率化

人的ばらつきの縮小

熟練度に左右されない結果

メソッドやシーケンスなど実施記録の保存

バリデーション

再現性の向上、反復数増加による負担軽減

分析法の共有

複数のラボで同じ分析結果

労働衛生環境改善

溶媒使用時間の短縮

メタボロミクスとは

メタボロミクス(metabolomics)とは、生体内で合成・消費される様々な代謝物(メタボローム:metabolome)を網羅的に分析する学問の呼称、ならびにその分析技術を指します。低分子の有機酸・アミノ酸などの代謝物が生体内でどのように代謝されるかを調べることで、血漿や血清といった生体試料での特定の病気の早期発見や薬効の調査であったり、食品試料の品質管理などに応用されています。

当社独自の固相誘導体化法

メタボロミクスでは、あらゆる物質の代謝を把握するために、網羅的に多くの物質を一度に測定することが望まれています。代謝物の主格でもあるアミノ酸や有機酸、糖類などは極性が高い不揮発性物質であるため、通常はLCの測定対象物質です。しかし、それらはそれぞれ異なる物性を持っているため、LCにおいて一斉に分析することは難しいとされています。そこで、これらの異なる物性をもつ不揮発性物質を誘導体化することで、揮発性の物質に変化させ、GCによる一斉分析を行っています。 このように、アミノ酸・有機酸・糖類の「誘導体化」によるGCMSの一斉分析は網羅的に分析できるという点から重要です。

アミノ酸と有機酸のTMS化

TMC化 TMC化

TMS化により揮発しにくい目的成分を気化しやすい物質に変化させることで、GCMSでの測定が可能となります。

アミノ酸のTMS化について
                            アミノ酸のTMS化について

固相誘導化法

従来の「誘導体化」するための前処理は、凍結乾燥(脱水)や誘導体化反応の工程に時間がかかり、抽出など手作業に頼る工程も多く、煩雑で長時間を要し、分析の技量によってはデータがばらついたりすることがあるのが現状です。
固相誘導体化法は従来の誘導体化反応に比べて、短時間・高効率・省溶媒で反応させることができるため、再現性の向上・コストダウンなどのメリットがあります。

また、オンラインSPE-GCシステム『SPL-M100』と組み合わせることで、前処理~測定までを自動化することができます。
さらに固相からの溶出液を全量GC/MSに導入することができるため、高感度化も期待できます。
誘導体化試薬を変えることで、異なるターゲットでも効率的に分析が可能です。

固相誘導体化法:目的物質を固相に保持・濃縮し、固相内で誘導体化反応させる技術(特許取得済)

脱⽔と誘導体化の時間を⼤幅に短縮

オンラインSPE-GCシステムによる自動分析

前処理に固相抽出法を用いることのメリットの一つに前処理操作を自動化しやすいことが挙げられます。
さらに固相からの溶出液を全量注入できるオンラインSPE-GCシステムを用いることで、抽出/除タンパク後の前処理から測定まで全自動で分析が可能です。
従来の分析法で課題となっていた個人が持つ技量やラボ間で生じる差を最小限に留め、分析の精度および再現性を向上します。

オンラインSPE-GCシステムによる自動分析

関連製品

学会発表資料

論文発表資料

セミナー資料

顧客発表資料

Association of Elevated Serum Branched-chain Amino Acid Levels With Longitudinal Skeletal Muscle Loss
Dan Imai,1 Naoko Nakanishi,1 Natsuko Shinagawa,1 Shinta Yamamoto,1 Takahiro Ichikawa,1 Madoka Sumi,1 Takaaki Matsui,1 Yukako Hosomi,1 Yuka Hasegawa,1 Chihiro Munekawa,1 Tomoki Miyoshi,1,2 Takuro Okamura,1 Noriyuki Kitagawa,1,3 Yoshitaka Hashimoto,1,4 Hiroshi Okada,1 Norihiro Sakui,5 Ryoichi Sasano,5 Masahide Hamaguchi,1 and Michiaki Fukui1 1Department of Endocrinology and Metabolism, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, 2Department of Diabetology and Endocrinology, Kyoto Okamoto Memorial Hospital, 3Department of Diabetology, Kameoka Municipal Hospital, 4Department of Diabetes and Endocrinology, Matsushita Memorial Hospital, 5AiSTI SCIENCE Co., Ltd

他のソリューションを見る

メタボロミクス / 代謝物分析

メタボロミクス / 代謝物分析

残留農薬/動物医薬/カビ毒

残留農薬/動物用医薬品/添加物/カビ毒

環境分析/水質分析/PFAS

環境分析/水質分析/PFAS

におい分析/異臭・カビ臭

におい分析/異臭・カビ臭

Contact

お問い合わせ