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水中農薬一斉分析
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Analysis

分析方法

水中農薬一斉分析

オンラインSPE-GCシステムを使用した水中農薬一斉分析

水中農薬の固相抽出~GC注入までを自動化した分析法です。従来の方法と比較して検水量の削減と前処理時間の大幅な短縮を実現しました。

概要

精製(自動)

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測定条件

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自動同定定量ソフトAIQSとの連携

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分析結果

大量注入法によるクライテリアサンプルの測定結果

アセトン-ヘキサン(1/3)混合溶媒に溶解したクライテリアサンプルを大量注入口装置を用いて注入し、AIQSによる装置性能評価の結果を表1に示しました。大量注入による測定においても、いずれの項目も許容範囲内であることが確認されました。

特長01

充填剤ごとの回収率比較

充填剤ごとの精製水添加試料と河川水添加試料での回収率比較結果を図1に示しました。ジクロルボス、クロロタロニルにおいては河川水試料でSDBとHLBで回収率が低くなりましたが、C18では良好な回収率が得られました。シメトリンとEPNについては河川水試料でのC18の回収率が低くなりましたが、SDBでは良好な回収率が得られました。SDB/C18 2層充填ではいずれの成分についても良好な回収率が得られました。

特長01

AIQSによる河川水中農薬の相対定量値および回収率

AIQSによる河川水中農薬の添加回収試験の結果を表2に示しました。相対定量値については、ジチオピルとシマジンにおいて過大評価となり、クライテリア測定結果においてもシマジンの定量値が大きく評価されていたため、装置状態による影響が考えられました。キャプタンとトリクロルホンについては河川水中での分解が示唆されましたが、それらを除く大部分の成分においてはいずれも良好な回収率およびRSD%が得られました。 

特長01

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