本手法はLC-MS/MSによるマラカイトグリーンおよびその代謝物であるロイコマラカイトグリーンの分析を目的としています。試料からアセトニトリルで抽出を行い、「固相カートリッジ法」により精製を行います。溶媒量が少なく、エバポレーターを使用しないため、非常に迅速な前処理が可能となっています。全自動固相抽出装置を用いることで精製操作の自動化が可能です。
・ 迅速な分析で、マラカイトグリーンの光分解を防止。
・ エバポレーターによる減圧濃縮が不要。
・ 固相カートリッジによる効率的な精製。
・ 使用溶媒量が少なく、省コスト化。
・ 自動固相抽出装置ST-L400による自動化。