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残留農薬分析用自動前処理装置ST-L400

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働き方改革に貢献。高い精製効果と自動化の両方をいいとこどり!
STQ法の自動化で「分析の安定」と
「持続」をご提案
個別法への応用も日々更新中

当社が提案している残留農薬一斉分析法「STQ法」は、早い・簡単・安いだけではなく「高精製」と「安定分析の持続」をテーマにしています。このSTQ法の精製工程を自動処理できる装置です。一斉分析の難しい個別法にも対応し、適用成分を日々更新しています。公的機関をはじめ約100か所の導入実績があり、ISO17025認定実績やAOACへの論文投稿、学会発表も多数ありご安心してご導入いただけます。
 自動化だけでも省力化の効果は大きいですが、業務の引きつぎ労力の軽減にも導入効果を実感されています。
パンフレットはこちら FAQ

□STQ法4種インストール(GC-B1、B2、B3、LC法)
□各種個別法メソッド搭載(グリホサート、ジチオカルバメート系、アフラトキシン、動物薬、マラカイトグリーン)
□メソッド作成可能
□タブレットPCで直観的に簡単操作
□Smart-SPEの使用で省溶媒
□ISO17025認定実績多数
□導入実績:農水省、地方衛生研究所、保健所、登録検査機関、受託検査機関、食品メーカー、酒造メーカー、農業団体、生協、大学など

4ステップで固相抽出を全自動処理

①サンプルバイアルと試験管をセット
②トレーに固相カートリッジをセット
③溶媒瓶に溶媒を準備
④タブレットでシーケンスを実行

直感的なPC操作

タッチパネルの画面に従って前処理を選択。
PCに不慣れな方でも簡単に操作可能です。
①TOP画面
②メソッド選択
③シーケンス入力
④固相確認
⑤溶媒確認
⑥シーケンス実行

あらゆるメソッドに対応するための柔軟な設計

Pos0:固相連結機構
Pos1:試料ポート
Pos2:溶出ポート
Pos3:通液ポート
Pos4:通液ポート
その他:固相トレー、乾燥ポート、固相廃棄ボックス

機能紹介:LMSモード

LMS(Liquid Mixing System):独自の溶媒混合技術
装置内部で溶媒を混合することで、
目的物質の保持から夾雑成分の除去まで様々な固相抽出操作に応用できます。

機能紹介:RCモード

RC(Remove and Connecting):固相脱着機能
2種類の固相脱着機能によりフレキシブルな前処理の自動化が実現できます。
・Mノズルを使用して固相脱着
・固相カートリッジ脱着機構(新機能)

機能紹介:FRモード

FR(Fraction):分画機能
同じ試料から複数のフラクションに分けることができます。
(最大20フラクションまで可能)

アプリケーションノート

甘夏(GCB法)
詳しくはこちら
玄米(GCB法)
詳しくはこちら

資料集

メンテナンス動画

①本体内部クリーニング
②エラー発生時の初期対応
③シリンジ交換
④バルブの交換
⑤ローターシールの交換
⑥アブソバッテリーの交換(サンプルトレー、固相連結部)
⑦アブソバッテリーの交換(ロボットアーム)
⑧メモリーバッテリーの交換
STQ法手動マニュアル 抽出(20191212)
残留農薬分析用メソッドSTQ-LC法動作

よくあるご質問(全自動固相抽出装置ST-L400)

皆さまからよく頂くご質問をQ&A形式でまとめました。
この中に載っていないご質問も随時お受けしております。
WEBからのご質問はお問い合わせページからお願い致します。

  • 導入前のご質問
  • トラブルシューティング

導入前のご質問

  製品の仕様等につきましては、製品詳細ページ、または製品カタログよりご確認ください。

全自動固相抽出装置とはなんですか?ST-L400とはなんですか?

固相抽出操作全般を自動化可能な前処理装置です。

アイスティサイエンスが提案している『STQ法』がプリインストールされているほかに、ユーザー自身で新規メソッドを作成することも可能です。

市販の固相カートリッジを使用できますか?

アイスティサイエンス社製のSmart-SPEシリーズが使用可能です。

その他メーカーの固相カートリッジはご使用になれません。

1検体辺りの処理時間は?

STQ法(残留農薬一斉分析)の場合、GC用前処理15分/1検体、LC用前処理12分/1検体です。

プレインストールされているメソッドは?

残留農薬一斉分析法(GC用、LC用)、動物用医薬品一斉分析法、グリホサート分析、アフラトキシン分析、マラカイトグリーン分析などのメソッドがインストールされています。今後も増えていく予定です。

大量注入口装置を持っていない場合は?
機器の感度によっては大量注入口装置がなくとも測定は可能ですが、再現性や安定性を考えた際に大量注入口のご使用を推奨いたします。
消耗品はどのようなものがありますか?
価格表(消耗品リスト)をご確認ください。
購入時の確認項目は?
購入前チェックリストをご確認ください。

トラブルシューティング

  下記以外のトラブルについては、トラブルシューティングマニュアルをご参照ください。

エラーが発生した場合の対処法

①装置の電源を切って、10秒後に再起動してください。

②ソフトの再起動してください。

③装置内部の固相を取り除き、各種ノズルを初期位置に戻してください。

④再開する検体の先処理にチェックを入れて処理を再開してください。

ロボットアームのエラーが発生した場合

①装置の電源を切って、10秒後に再起動してください。

②ソフトの再起動してください。

③「ホーム」ボタンを押してアームを初期位置に戻してください。

④上記操作によりロボットアームが正常に動作しない場合、サポートまでご連絡ください。

【エラーコード】(0002)【付加情報】(013F)
【エラーの種類】移動不能(右手系から左手系)
【症状】右手系(移動元の手系)から左手系(移動先の手系)への移動が不可能です。
【対応】装置の電源を落とし、手動でアーム位置をホームポジションへ移動します。

【エラーコード】(0002)【付加情報】(0140)
【エラーの種類】移動不能(左手系から右手系)
【症状】左手系(移動元の手系)から右手系(移動先の手系)への移動が不可能です。
【対応】装置の電源を落とし、手動でアーム位置をホームポジションへ移動します。

【エラーコード】(0006)【付加情報】(012E)
【エラーの種類】原点未了
【症状】ロボットの原点復帰が完了していません。
【対応】原点復帰操作を行います。
    装置電源を落としてこのエラーが発生する場合、
    バッテリーの電圧が低下している可能性があります。

【エラーコード】(0011)【付加情報】(019A)
【エラーの種類】アブソバッテリーエラー
【症状】アブソバッテリーの電圧低下。アブソバッテリーの断線もしくは接続がされていません。
【対応】アブソバッテリーを交換します。

【エラーコード】(0011)【付加情報】(0320)【エラーの種類】モータ過負荷
【エラーコード】(0011)【付加情報】(0322)【エラーの種類】電流リミット異常
【エラーコード】(0011)【付加情報】(038F)【エラーの種類】速度偏差異常
【エラーコード】(0011)【付加情報】(0393)【エラーの種類】モータ過電流
【症状】ロボットのモータに強い負荷が掛かっています。
    ロボット駆動部のメカロックが起きています。
【対応】ロボットアームの負荷となっている原因を除きます。
    送液部の電源を切り、アームに付いているノズルなどを手で外してください。
    ロボットの可動範囲に障害物がある場合は、全て除いてください。

【エラーコード】(0011)【付加情報】(0394)
【エラーコード】(0016)【付加情報】(0327)
【エラーの種類】ドライバ過熱
【症状】送液部のロボットコントローラの内部温度が高くなっています。
【対応】装置の設置環境温度を下げてください。
    コントローラの冷却ファンフィルターが汚れている場合は清掃してください。
センサーエラーが発生した場合

センサーエラーにより装置が停止した場合、各ノズルや固相が正常な位置にセットされていない可能性があります。所定の位置にノズルや固相が正しくセットされているかをご確認ください。

また、窒素ガスの圧力が不足している場合にもセンサーエラーが発生します。窒素ガス供給圧力が足りないときには、レギュレーターの圧力設定値やガスボンベの残量などをご確認ください。

シリンジポンプエラーが発生した場合

【エラーコード】X0:正常
【症状】正常動作:異常なし

【エラーコード】X1:初期化エラー
【症状】原点復帰が正常に行われなかった場合に発生します。
【対応】・シリンジ、バルブ、配管の詰まり、接続部の緩みを確認してください。
    ・再度シリンジポンプの原点復帰を行ってください。

【エラーコード】X2:無効なコマンド
【症状】通信状態が不安定な可能性があります。
【対応】・メソッドを再実行してください。
    ・パソコンと送液部を繋ぐ通信ケーブルが抜けかかっていないか確認してください。
    ・症状が頻発する場合は、ログファイルをサポートまで送付ください。

【エラーコード】X3:無効なオペランド
【対応】このエラーが発生した場合は、サポートまでご連絡ください

【エラーコード】X4:無効なコマンド・シーケンス
【対応】このエラーが発生した場合は、サポートまでご連絡ください

【エラーコード】X6:EEPROMエラー
【症状】EEPROMに欠陥がある場合に発生します。
【対応】・ハード不良の可能性があります。
    (このエラーが発生した場合は、サポートまでご連絡ください。)

【エラーコード】X7:初期化未完了
【症状】原点復帰が完了していません。
【対応】・原点復帰を行ってください。
    ・メソッド内に「原点復帰」コマンドが入っていない場合、
     最初に「原点復帰」コマンドを挿入してください。

【エラーコード】X9:プランジャーの過負荷
【症状】シリンジ・プランジャーに過剰な背圧がかかっています。
【対応】・シリンジ、バルブ、配管の詰まり、接続部の緩みを確認してください。
    ・装置構成と装置に取り付けているシリンジ容量が合っているかを確認してください。
    ・症状が改善しない場合シリンジを洗浄する、または新品のシリンジに交換してください。

【エラーコード】XA:バルブの過負荷
【症状】シリンジポンプのバルブが正常に動作していません。
【対応】・シリンジ、バルブ、配管の詰まり、接続部の緩みを確認してください。
    ・装置構成と装置に取り付けているシリンジ容量が合っているかを確認してください。
    ・症状が改善しない場合、新品のバルブに交換してください。

【エラーコード】XB:プランジャー移動不可
【症状】バルブポジションがプランジャー動作可能な位置にありません。
【対応】・バルブの設定に誤りがある可能性があります。
    (このエラーが発生した場合は、サポートまでご連絡ください。)

【エラーコード】XF:コマンドのオーバーフロー
【症状】通信状態が不安定な可能性があります。
【対応】・メソッドを再実行してください。
    ・パソコンと送液部を繋ぐ通信ケーブルが抜けかかっていないか確認してください。
    ・症状が頻発する場合は、ログファイルをサポートまで送付ください。

シリンジ下部から液漏れがある

【原因】シリンジの消耗、配管の詰まりが疑われます。
【対応】シリンジを交換してください。
    症状が改善されない場合は配管の洗浄、交換を実施して下さい。

装置内部に液漏れが見られる

【原因】溶媒の不足、固相の目詰まり、設定座標のずれが疑われます。
【対応】溶媒吸引チューブが液面より上に出ている場合は溶媒を補充してください。
    バイアル中に沈殿、懸濁がある場合、フィルターを通してから装置にセットしてください。
    改善されない場合は設定座標を修正してください。

分析値のばらつきが大きい。

複数の成分でばらつきが大きい場合は、①→②→③の順序で確認します。

①GC、LCへの注入再現性を見る。同じサンプル(バイアル)を繰り返し注入したときにばらつきがあるか。
②標準添加の際の操作を確認する。マイクロピペット、シリンジから漏れていないか。
③前処理装置の液漏れはないか。分取量、溶出液量は適切か。

添加回収試験結果が悪くなった。

多段階添加回収試験(※)を行うことで回収率低下の要因を推測することができます。
※①『抽出前』、②『抽出後』、③『精製後』に標準液を添加して回収率の差による評価を行う手法

詳細は『STQ法ガイドブック2021』P.76~をご参照ください。

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